その中古医療機器は、『耐用期間』を経過していませんか?
メーカーが定めた機器の耐用期間を経過すると、その機器の修理部品や消耗品も生産中止となることがあり、結果として修理が受けられないことがあります。
メーカーでは医療機器の特性に応じて、その機器の品質、有効性、安全性が総合的に確保できる『耐用期間』を設定しています(言い換えれば、点検・修理をすることで機器を安全に使用できる期間)。
耐用期間を過ぎた機器は、製造中止になった年月にもよりますが、①修理部品や消耗品が生産中止などの理由で入手できない、②機器内部の部品が経年劣化して故障になる要因が増える。といった大きなリスクを伴いますので、その中古医療機器が耐用期間を過ぎていないか、製造中止になっていないか等、購入前によく検討する必要があります。